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2012.02.24

発想法あれこれこれあれ

漫画を描いてみようと思ったものの、何も思いつかない。


あるいは、なんとなく描いてみたいものはあるものの、具体的なストーリーにならない。
思いついてるけど、なんか一味足りない、インパクトがない。
真っ白な紙の前で気づけばぼんやり数時間、あるいは何日。


よくあることですね。


そんなときにこうしたらできるよ!なんて方法はもちろんないのですが、思いついたものを一応参考程度に書いてみます。
ストーリーとか他の項目に書いたものと重複ありますが、ご容赦ください。



ともあれブレスト!


「ブレスト」とは「ブレーンストーミング」の略です。直訳すると脳嵐。
脳に嵐を巻き起こすのです。
やり方としては、


・思いついたネタを、何でもいいから、どんどん紙にメモる。絵でも字でもいいです。
・思いついたら否定しない。すべてメモってください。


できれは一人じゃなく、友人や志望者仲間とやるといいです。
複数でやることで、自分からは出てこないネタが出たり、相乗効果でネタがグレードアップしたりします。
大切なルールはとにかく、相手の意見も自分の意見も「否定しない」こと。どんなバカバカしいネタも、ありえないネタも、使えそうにないネタも、全部「アリ」として出し尽くしてください。


この「ブレスト」を以下にあげるいろいろな切り口から、徹底してやってみてください。


 


■「〜だったら面白いのに」の発想


一番簡単な「お話」の作り方だと思います。
自分の生活でも、「もしこうだったら面白いのに、良かったのに」と思うことはないでしょうか。


たとえば学校でムカつく先生に叱られた。自分は悪くないのに。
こういうとき、「自分は悪くない!」とみんなの前できっぱり言える自分だったらかっこいいのに・・・。


好きな女の子にフラれた。
あの子の気持ちをこちらに向けられるような薬や道具があればいいのに。


くだらない連中にいじめられた。
自分に影の力があれば、復讐してやるのに。


・・・なんかすごいネガティブな日常を送っている人になってしまいましたが。


もう少しポジティブな発想でもいいと思います。


学校がつまらない→どういう学校だったら面白いかな。
魔法学校?先生と生徒の立場が逆?俺以外は全員美少女?超金持ちのセレブ校?
RPG世界?


ぜんぜんモテないぞちくしょう→どんな風にモテたら楽しいかな
先生が美女ばかり?姉妹が全員美人?入院したら美人ナースがつきっきり?
突然アイドルのあの子が自分の家に居候とか。
(ギャルゲーみたいですけど・・・・)


こういう妄想を膨らませて、いろいろなネタを「ブレスト」してみましょう。
それ単体で使えなくても、ありがちでもいいのです。
組み合わせによっては十分使えることもありますから。


多少お恥ずかしい妄想でもかまいません。
というか、これは私が実際に担当編集さんに言われたのですが、「作者が恥ずかしいと思えば思うようなものほど、読者は読みたい」のです。


みな、基本的に恥ずかしいものは大好きなのです。(別にえっちなものという意味だけでなく)


最近は「中二病」なんて言葉がすっかり定着しましたが、中二病的な「恥ずかしいもの」はまさに漫画では大歓迎です!


「こんなの中二病くさい」なんて決して否定しないように。
「中二病っぽい」ものというのは、その名のとおり、中学二年生くらい…少年少女漫画ですと、まさに読者層ストライクの年代…の少年少女が、憧れるもの、かっこいいと思うものなんです。
それを恥ずかしがって否定してはダメです。


漫画を描くような人はシャイな人も多いですが、原稿に対しては恥ずかしがらず、妄想を爆発させてください。


 



■「逆にしてみる」発想


あちこちにかいてますが、ギャップや意外性というのは読者をひきつける大切な要素です。
「35歳の主婦」では「はあそうですか」としか思いませんが、「35歳の高校生」だと「なんで?」と興味をひかれます。
「体は子供!頭脳も子供!」では「…それが何か?」としか言いようがないですが、「体は子供!頭脳は大人!」は名探偵コナンになります。


キャラや設定を考えるときにも、まず何か一つ身近なネタをあげてみて、そこから「普通に」連想するものと、敢えて真逆のことを考えてみると面白いでしょう。


たとえば
「保母さん」→普通の連想「やさしくて子供好きのお姉さん」⇔真逆「凶悪で子供嫌いのオッサン」=「凶悪で子供嫌いのオッサンが保母」(正しくは保父ですが)
「お嬢様女子高」→普通の連想「女らしくてお上品でおっとりしている」⇔真逆「男らしくて下品で殺伐としている」→「男らしくて下品で殺伐としているお嬢様女子高」


というように。


もちろん、これも、それだけじゃ使い物にならないネタも多いと思いますが、そこから、いろいろアイデアを膨らませたり、組み合わせたりすると、何か生まれるかもしれません。


 



■「お題」で敢えて縛る


人間、「なんでも自由にしていいですよ」と言われると、かえって何もできなくなったりします。
むしろ、ある程度の制約がある中の方が、面白い発想ができたりします。


今はネットで、自動的に「お題」を出してくれるサービス(診断メーカーとかあの手のもの)があったり、小説や漫画を書く人向けの「お題」をつくってるサイトがあったりしますので、ぐぐってみてください。


 



■キャラ・設定・テーマの組み合わせをランダムにやってみる。


さて、上記のように妄想を膨らませたり、逆発想してみたりして、いくつかキャラや舞台設定などを思いついたら、それらを紙に1つずつ書いて、「キャラ」「設定」ごとに袋でも箱でもいいので、外から見えないようにぶち込んでください。くじびきの要領です。キャラのところでも紹介した方法です。


そこに、いくつか適当なテーマを同じように、紙に1つずつ、数枚用意してみてください。
テーマはキャラや設定のようにあれこれ凝らなくていいです。
テーマのところに描いたように、単純なほうがいいからです。
なので、その場で「友情」「根性」「勇気」など適当に書いて用意してください。
これはあくまで「アイデアの土台にする」程度のことなので、別にそのままテーマにしなきゃいけないわけではないです。遊び心で、わざと変なテーマを作ってみてもいいでしょう。


そして、「キャラ」「設定」「テーマ」からそれぞれ1枚ずつ取ってみるのです。
あらかじめ、「コレは描きたい」と思っているものがあるなら、それは最初からカードを用意しておくといいでしょう。
たとえば、こまかいストーリーは決まってないけど、とにかくネコミミの美少女が描きたいんだ!というときは、キャラのカードはあらかじめ「ネコミミ美少女」にしておくといいでしょう。


そうすると、いろいろな組み合わせが出ると思います。
たとえば、「凶悪で子供嫌いでオッサンが保母」のキャラにしても、設定が「殺伐とした女子高」で、テーマが「友情」だったりすると、保母はそのままじゃ無理だから保健室の先生やカウンセラーなどの変換するとしても、GTOのような荒れた学校での教師と生徒の友情物語になるかもしれません。


キャラが「ネコミミ美少女」で、舞台設定が「美少女ばかりのセレブ校」というギャルゲーのような設定でも、テーマが「根性」となると、体育会系視点の変わったラブコメが生まれそうです。
「勇気」にすると、たとえば、ネコミミがあるばかりに美少女ばかりの学校でいじめられる少女が、差別に負けずに生きてゆくという感動作が生まれるかもしれません。


「もしも」のところに書いた、「好きな女の子をふりむかせる薬や道具」でも、テーマによっては、楽しいラブコメにもなれば、人の心の闇をえぐるようなシリアスな作品にもなります。



このように、キャラや設定の一つ一つとっても、いろいろな発想方法がありますし、それらの組み合わせによっても、無限にいろいろなストーリーが生まれます。


 


念のため、別に、この組み合わせやこのカードの中身を、そのまま絶対に使わなければならない、なんてことはありません。


これらの作業はすべて、発想するためのただの土台なのですから。


発想してゆくうちに、どんどん違う内容になっていったり、ぜんぜん別のことを思いついたり、最初のカードは完全無視になってしまっても、結果として面白い漫画が生まれたらそれでよいのです。



なんか思いつかない・・・思いついても結局似たようなところに落ち着いてしまう・・・というときには、こういう「ブレスト」を行って、ネタの幅を広げたり、頭をやわらかくするのもいいと思います。


 


■本屋はネタの宝庫


コミック売り場に関わらず、本屋というのはいいものです。私は雑談でもちらっと書きましたが、漫画家志望時代のトラウマからしばらく出入りできてませんでしたが、本日ひさびさに大きな本屋をうろついてみました。


・タイトルから勝手に中身を想像してみる


本屋には面白そうなタイトルの本が山のようにならんでいます。基本、ある程度売れると想定されたものしか本になりませんからね、当然っちゃ当然です。


それらのタイトルだけを見て(中身はむしろ知らない方がいい)勝手にどんな内容か想像してみましょう。


自分だったらこういう話にするな、とか、意外とこんな話だったら面白いかも、とか。


ちなみに私が本日見た本のタイトル、「親鸞」。


いわずと知れた偉いお坊さんですね。正直私はそれほど興味ひかれませんでした。


しかしここで、上記に書いた「逆の発想」をやってみると…。


「親鸞」→普通の連想「偉くて、まじめそうで、小難しそうな、お年寄り」⇔「下衆で、ちゃらくて、頭悪そうな、若者(子供)」


もし、金髪でロックミュージシャンみたいなファッションをして、ピアスで耳がちぎれそうになってるようなヤンキーが表紙で「親鸞」という漫画があったら、ちょっと面白そうじゃないでしょうか。


親鸞をモチーフにして、そういった破天荒なお坊さんの話なども面白そうです。史実と違いすぎる?漫画は何でもありですからね。現代に親鸞がよみがえった!とかでも、パラレルワールドものでも、どうにでもして、いけるでしょう。


あ、ちなみにその「親鸞」は真面目そうな本でした・・・。五木ひろしさんだったかな?


 


・帯から、勝手に中身を想像してみる


ストーリーのところでも書いたので割愛!


でもこれもいい方法だと思いますよ。


 


・真面目そうな本は、タイトルの一部を差し替えてみよう。


たとえば、難しそうな学術書や、旅行ガイド、試験のための参考書などは、ネタにはならないかなーと思うかもしれません。


しかし、その本のタイトルの一か所を他のジャンルの本のタイトルと差し替えるだけで、なんだか面白そうになります。


「30歳から学ぶ、基礎からの投資信託」→「30歳から学ぶ、基礎からの切り裂きジャック」


・・・・・つ、使うのは難しそうですが、気にはなるタイトルになりましたね。


「これで合格!スーパー暗記法」→「これで絶縁!スーパー中尾彬」


・・・・・別に中尾彬さんに何も恨みはないのですが、なんとなく目についたので・・・。


 


これも、上記の「紙にネタを書いてランダムに混ぜる」というのと基本は同じ考え方です。


普段の自分の生活や思考回路からは飛び出すための作業です。


自分の脳内だけにひきこもっていると、なかなかそこを超えるものは思いつきませんから。


本屋には普段普通に生きているだけでは触れられないさまざまな情報があります。買わなくていいのでうろついて、気になる本を手にとってみるだけでも、刺激になると思いますよ。


 


■発想タイムを把握しておこう


人間、考えるのに適した時間帯とか、動作とか、状況などがあります。


たとえば、私は歩いているときです。人間は足を動かすと頭も動くようなので、私に限ったことではないようです。(よく映画やドラマでも、探偵や博士がぶつぶついいながら、部屋をぐるぐる歩き回っていますよね)


それと、手を動かして実際に絵や文字を書いているときです。ネームで行き詰ったときは、正直、どんなに辛くても、気分転換に逃げずに、ひたすら思いつくものを書いていったり、気に入らなくてもとにかくコマを割ってネームをすすめたりしているうちに、何かしら思いつくことが多いです。つらいですけどこれ。


あと、お風呂に入っているときが一番考えやすいという人もいますし、ふとんの中という人もいます。よく寝ないもんだなと思いますが・・。


このように、「自分はこういうときにネタを思いつきやすいなあ」というのが自分でわかっていると、思いつかないときにその行動をとればよいので、わけもわからず、頭真っ白なまま過ごさなくてすみます。


まあ、気休めですけど・・・。


 


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