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2012.01.28

絵を「描く」お仕事あれこれ(イラストレーター)

●イラストレーター…イラストを売って生活する人。まんまですね。


私はイラストレーター業界については基本門外漢です。
「基本」という言葉をつけたのは、一応デザイナー時代に兼業でイラストレーターを名乗っていた(というか会社に名乗らされた)時期があったのと、今の事務員になってからもSNS経由などでイラストの仕事をちょこちょこしたことがあるからです。
しかし、がっつりイラスト専業で生活したこともなければ、しようと思ったこともない(一応少しはあるのですが、ちょっと調べてすぐ諦めました)ので、「基本門外漢」ということで・・・。


家庭の事情により退職し、フリーランスのイラストレーターになりました。
とはいえ、大黒柱は配偶者で、私はあくまで補助程度の収入です。それも家庭事情によりガッツリ仕事を入れられないので、今のとこパートよりマシ程度です。
せっかくなので、そのへんの体験談などは別途カテゴリつくってお知らせすることにします。残念ながら今の段階では、この記事にある以上の役立ち情報はありません。


さて、イラストレーターといってもいろいろな媒体、タッチがありますが、このサイトを見ている人のほとんどはコミックテイストのイラストを描く方だと思います。
ですので、ここではコミックテイストのイラストを想定して話をします。



イラストレーターについては、大きく二つの就業形態があります。



1.会社員として勤める
2.自営業


ただ、大きな問題がありまして・・・。



1.会社員として勤める→イラストレーター専業の就職なんてほとんどない


2.自営業→いきなり自営業にして食べていけるイラストレーターなんてほとんどいない


つまり、「どっちも無理じゃん!」という現実があるのです。


 


えええ、じゃあ普段私たちが見ているイラストレーターさん達はいったいどうしてるの!!??


という疑問が湧いてくるかと思います。もちろん人によっていろいろですが・・・。



1.他の職業と兼業している


これが一番多いと思います。
絵に関係した仕事を本職にしている人もいれば、そうでない人もいます。下で詳しく説明しています。
あと若い子だとフリーターをしながらというのも多いと思いますが、まあ博打ですね・・・。そのまんま、ただのフリーターで、気づけば三十路って可能性もありますから・・・。



2.ゲーム会社のグラフィッカーになる


会社によって、「2Dデザイナー」「イラストレーター」「アートデザイナー」など名称が違います。
多くの子が「コミック系イラストレーターとして就職したい」と思う場合、コレしかないと思います。
しかし、最初に「ほとんどない」と書いたとおり、非常に狭き門だと思っておいてください。学校出れば就職できる〜なんて思っていたらオオハズレです。
専門学校でダントツトップくらい上手な子で、なんとかなるかどうか??くらいだと思います。たいして上手でもないのに、ゲームやイラストの専門行ったって、まず無理ですよ。

今はSNSゲームなどの流行で一時的に増えていますけれどね。なお、地方だとほとんどないと思います。東京に集中しているんじゃないかな。



3.自分の稼ぎだけで生活していない


こういう人も多いですね。若い人なら実家住まいが多いし、あとイラストレーターには女性が多いんですが、理由としては単純で「旦那さんが生活費稼いでくれるから」というのがあります。今の私もそんな感じです。
ただ結局職業人としては自立できていないということなので、若い人がいきなり目指すものではないですね。




4.上記1〜3などの過程を経て、十分に稼げるようになってから独立(自営業)する


今、独立してやっている人の多くがコレですね。広告会社やゲーム会社、アニメーターなどを経て、十分実績やノウハウ、人脈を築いてから独立するというものです。もちろん全然関係ない仕事をやりながら、イラストはイラストでフリーランスでやり続けて、イラストで独立する人もいます。


 


ということは・・・、上記のうち自立できていない3を除けば
「非常に狭き門」を目指してグラフィッカーとして就職するか、他の職業に就職するか、まずどちらかしかない

ってことになります。
(もちろん、学生時代からフリーランスとして相当に売れ、卒業時にはほぼ一本で食べていけるほど有名になれば別ですが、そういう人は多くはいません)


イラストレーターになりたい人は、高校のうちから、どちらを目指すのかよく考えておいた方がいいと思います。


というのは、どちらを目指すかによって進路が変わってきますので。




■グラフィッカー(会社員イラストレーター)になりたい場合の進路


美術系の進路を選ぶのが普通ですが、経済的に厳しい等の場合、普通の大学からなどでも目指すことはできると思います。
下手に高額な三流美大とか、役に立たない専門学校などに奨学金で入るくらいなら、普通大学の方がずっとマシということもあります。
この場合の進路については、こちらの記事に書いています。



■他の職業と兼業する場合の進路


その職業にあった進路を目指すことになると思います。

できれば少しでも絵に関連した仕事をと考え、デザイナーなどを目指す人もいると思いますが、コミック系のイラストレーターの場合、普通のデザイン会社や広告会社での兼業は難しいと思います。

仕事上でコミック系イラストってそれほど描くこともないだろうし、クリエイティブ系の仕事は、たいてい深夜残業が当たり前など超激務なので、会社終わってからイラスト活動もほとんどできない可能性がありますので、そこはよくお考えください。

コミック系イラストレーターの場合はアニメーターや漫画家などとの兼業も多いですね。
でも、こういう人の場合、まずアニメーターや漫画家の方が本業で、副業としてイラストの仕事をしている人がほとんどです。
アニメーターはアニメーターで生活できない給料だし、漫画家はこのサイトに書いてるとおり、やっぱり大変な仕事です。なので、「イラストレーターでは生活できないから」という理由でこのあたりと兼業するのを目指すのは、あまり現実的じゃないかも。

あと、漫画が上手な人なら、二次創作の同人などを売って、生活費にあてる場合もあるようです。これは売れる同人誌が描ける人ならありでしょうが、生活費にできるほど売れる同人誌というのも、簡単に描けるようにはならないと思うので、こちらも最初から目指すようなものではないと思います・・・。腕に自信ありなら、これでいけるかもしれませんけどね。

だから、本当は一番いいのは「安定していて堅実で、拘束時間が少ない仕事」なんですよね。事務職とか。
そういう仕事につきたいなら、地道に高偏差値の国立大学でも目指すのが一番良いと思います。
イラストレーターになりたいって子は、なかなか「イラストレーターじゃ食べていけないから、まずは事務職を目指して、高偏差値の大学をめざします」とはならないんですけどね…。夢がないし、大学では絵の勉強したいから。

でも、長い目で見たときに、こういう道の方が長く堅実に絵を描き続けられるということもあるので、検討してみてください。


※2016/8月 具体的な進路について、この記事にまとめました。
上記とほぼ重複する内容ではありますが・・。

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2012.01.27

会社員イラストレーターになりたい場合の進路

2016.8月
フリーランスではなく、イラストレーターとして「就職」したい!という人は多いと思います。
2016年現在、イラストレーターの「求人」の大半がゲーム系なので、ゲーム会社のイラストレーターやグラフィッカーになるための進路。あくまで参考までに・・・。です。


■ゲーム会社で「絵を描く」仕事

「ゲーム会社のイラストレーター」というのは、細かい職種の呼び名が会社によって違います。最終的にはその会社に問い合わせないと、よくわからないです。
最初にちょっとその説明をします。

職種名からだいたい「こういう感じの仕事」というのはわかると思いますが、会社によって求められる業務やスキルの範囲が違うことが多いので、本命会社などが決まっている場合、募集要項を見て、自分がやりたい仕事が何なのか、そのために必要なスキルは何か、調べて、わからないことがあれば、前もって会社に問い合わせて聴いておきましょう。以下は一例です。

・コンセプトアーティスト
ゲームの世界観を決めるための絵を描く人で、キャラクターよりは背景・風景が描けることを求められます。

・キャラクターデザイナー

そのまんま、キャラクターをデザインする人ですが、これ専業での募集は特に新卒ではほとんどなく、たいていは他の業務と兼業か、あるいはまず他の業務から下積みして、ある程度力のついた人だけが任される仕事だと思って良いでしょう。(だから大学の「キャラクターデザイン学科」とか、本当に何のためにあるのかわからない。それだけを勉強しても、それだけをやる仕事は存在しないんです)

・イラストレーター、2Dデザイナー
平面の絵を描く人です。つまりは「3DCG以外」という感じでしょう。
何を描くかは会社により違い、会社によっては上記のキャラクターデザイナーやコンセプトアーティストも、すべてひっくるめて「イラストレーター」としていたり、「2Dデザイナー」としていたりします。

・グラフィッカー
上記のイラストレーター、2Dデザイナーとほぼ同じような意味なのですが、場合や会社によっては、「より作業員的な人」という位置づけになることもあります。
例えば、絵の一部だけを分業して担当したり、一部のアイテムなどの作成だけをやるなど。
これも会社によって、違いますので、何をするのか知りたい場合、ちゃんとその会社に問い合わせた方がいいと思います。

・アートデザイナー、グラフィックデザイナー
このへんの言葉は、非常に意味が広く、何をする人なのかは、会社によってかなり違う可能性があります。
たとえば、背景やキャラクターだけではなく、エフェクトデザインや、モーションデザインまで含むなどの可能性もありますし、UIデザインや、ゲームの宣伝用ポスターやパッケージデザインまで含むなど。
そうなると、大学で身に着けなければならないスキルも大分違ってきます。
狙う会社の募集職種に、こういった言葉がある場合、よく要綱を読んで、何をする人で、どんなスキルが必要なのか調べて、これもわからなければ問い合わせておきましょう。




それでは、進路の話です。
個人的に、強く考慮してほしいところは赤文字にしてます。

まず重要なことは以下です。それを念頭に置いて考えてください。


・そもそもゲーム関連の就職は少ないうえ、実績のない新人を求める会社はさらに少ないので、どの学校に行ったとしてもほとんどの人はなれない。

・コミック系の絵は基本独学でしか上達させられないので、学校頼みの人は絶対にダメ。
それはどんな名門美大でも、専門学校でも同じです。
入学以前からセミプロレベルに達しているくらいでないと難しい
と思ってOK。


あなたの目指そうという道は、本当に本人次第の厳しい道です。学校は本当に少ししか補助してくれません。
ですので、どの学校に行こうとも、そこまで大きくは変わらないです。
なので、どちらかというと「イラストレーターになれなかったとき」や「他の就職をするとき」のことを考えて学校選びをした方がよいかもしれません。


では具体的な選択肢として・・・




●美芸大(難関美芸大に限ります。三流美大はナシ。AOはオススメしない)


メリット
・四大卒の学歴がとれる。ゲーム会社でも四大卒以上しか採用しない会社はある
・高校時代に基礎を習得するのが合格の条件なので、基礎がある状態で四年間応用を学べる(AOをおすすめしないのは、この大きなメリットがなくなるから)
・周囲のレベルも皆高いので、高度な環境で切磋琢磨できる
・イラストレーターになれなくてもデザイナー等の就職の道が開ける

デメリット
・受験準備が大変。(遅くとも高2春から美大用予備校にみっちり通う必要あり。学力も必要)
学費が高い。特に私立は一般家庭では厳しいレベル。国公立は数少なく競争率高い。奨学金は返せない可能性があるのでおすすめできない
・直接ゲームやイラストに関係しない授業が多い(というか、多分ほとんどが関係しない)
・課題で忙しいので描きたい絵と課題が違う場合、時間のやりくりが大変


●専門学校(ゲーム・イラスト系)

メリット
・入学が簡単(桑沢以外はほぼ無試験に近い)
・美芸大よりはゲームやイラストに直結した授業が受けられる。ただし学校によっては不要なカリキュラムも多いので注意。
・私立美芸大に比べれば学費が安い。ただし専門の中では高く、国公立美大とは同じくらいになるうえ、就職がとても悪いのでモトがとれない可能性大

デメリット
・就職活動時、学歴による足きりにあう可能性がある
学生のレベルが低い。ほとんどが遊びにきたニート予備軍。孤独に頑張る覚悟がないと一緒に腐る
・基礎を身に着けずに入学した場合、美芸大卒との差が大きく、とても追いつけない
・ゲーム系の就職ができなければ、他の就職はほとんど望めない。ゲーム系求人が非常に少ないことを考えると就職できないリスクがとても高い


●普通大学(ある程度高偏差値の文系大学を想定)

メリット
・美芸大ほど準備が大変ではない
・美術系学校よりツブシがきき、就職がしやすい
・美芸大ほど学費がかからない。(学校によるけど)
・文系ならば美芸大ほど忙しくないのでイラストにかける時間がとりやすい

デメリット
・美術系学歴ではないので、会社によっては敬遠されるかも。(あまりないと思う)
・美術系環境がない状態で、高レベルのポートフォリオを作り就活をするのはかなりの独学と根性が必要
・クリエイティヴ就職情報が美術系学校に比べて入りにくい


総括:

1. 国公立美芸大に入れる実力と学力がある人or私立美芸大に入れる裕福な家庭の人

美芸大


2. 1.に当てはまらない人のうち、イラストレーターでなくても就職したい人

普通大学

美術系就職の情報が入ってこないのが不安な場合、Wスクールで夜間や週末だけイラスト系専門に行くのはアリ。

3. 1.に当てはまらない人のうち、就職できなくてもいいから、美術系の進路に進んでみたい人

専門学校

実家が大金持ちだったり、家業があって就職できなくても大丈夫な人のみですね。
奨学金を借りないといけないような人は、専門はやめましょう。返せない可能性が高くなります。


でも、私も美術系大学に行った人間として、「普通大学」に進むことへのモチベーションの低さは理解できます。
私も高校時代、先生に普通大学を薦められたとき「そんなところに行っても学びたいことは何もない」って即答しましたもん。

なので、美大にはもろもろの事情で入れないけれど、どうしても絵の学校に行きたいひとは、専門を選ぶのもやむをえないと思います。
ただし、非常にリスクの高い進路です。周囲にひきずられず、本当に死ぬ気で頑張ってください。
学年に数人くらいはプロになれそうな人がいると思います。そういう人だけを見て、追い越すつもりでやってください。

高校生時点で、到底プロになれなさそうな画力の場合は、正直、イラストレーターとして就職できる可能性はかなり低いので、普通大学に行くのがいいと思います。


2012.01.26

フリーランスイラストレーターの活動

副業でやるにしても専業でやるにしても、会社員イラストレーターでない限りは、自営業(フリーランス)での活動になると思います。

自営業は会社からお金をもらう働き方ではなく、お客さんから直接お金をもらう働き方です。自分でイラストを出版社やゲーム会社などに売り込んで、自分で仕事をとります。

ちなみに、この働き方は学生でもできます。(高校生以下の場合、保護者の許可が必要だったり、会社によってはダメかもしれませんが)

なので、将来的に兼業だろうとグラフィッカーだろうと、とにかくなるべく早いうちから、実際にこういう活動をしていくと、イラストの実力も早く身に付くでしょうし、業界のこともわかっていくと思います。


具体的にどういう活動(営業)をすればいいかというと・・・

・ポートフォリオを持ち込む・郵送する

・イラストレーター登録サイト等に登録する

・PixivやTINAMIなど宣伝効果があるSNSに投稿してランキングに入る

・イラストコンテストや雑誌などのコンペ・賞に応募する

・デザインフェスタなどの大きいイベントに出展する

・自分のサイトを作って仕事を募集する

・ツイッターなどのSNSに絵を投稿して多くの反応を得る

・個展を開くなどして宣伝する



↑こういうことをやって、自分で自分の絵を、クライアントにアピールするのが重要です。
なお、どれか一つだけとかではなく、全部平行してやってゆくのが効果的でしょう。

ちなみに私の場合はPixivから仕事がきました。イラコンで入賞するなどして目立つと来易くなります。
ただ、2016年夏現在、Pixivのオリジナルイラストのコンテストは激減しています。ほとんどありません。
新参が入るのは厳しくなってきましたね・・・。


ただ、フリーランスのイラストレーターで生計をたてられる人は多くはありません。


こちらの記事では、
「プロのイラストレーターの年収は、100万円以下の割合が53パーセント」
「年齢でみると20〜30代が80パーセント」

というデータについて、お話されています。

ツイッターのまとめもありますね。プロアマいろいろな人が意見を寄せていて興味深いです。


年収100万以下も衝撃的な数字ですが、これは多分「イラストが本業ではない人が多く含まれているから」と思われます。
学生や主婦が、お小遣稼ぎに描いてるようなケースですね。(私もそうなんですが)

イラストレーターはプロの基準がなく「名乗りさえすればプロ」という状況ですので、データをどうとらえていいか悩みますね。
自称イラストレーターのうち、ギリギリ生計をたてられるのは23%」って感じじゃないかな。(200万以下だと生計をたてるのはかなり難しい)

ただ、私はそれよりも恐ろしいのは「年代」グラフだと思います。
20〜30代が80パーセントって、「若い人が頑張れる業界なんだな!」ではありません。「年をとると辞めるしかない業界」ってことです。
そして年とってから辞めても、日本では他の仕事に就くのは困難です。正社員になれるのも20代くらいまでだし。
フリーイラストレーターのキャリアなんて、イラストレーター以外で活かせる仕事はそうそうないし。
20代でやりなおした人はいいけど、30代とか40代で辞めたら、次はどうしたらいいんだろう・・・。


・・・という現実があります。
なので、フリーランスイラストレーターを目指す方は、そのあたりの覚悟は必要です。

おうちが裕福ではないなどの理由で、何が何でも自立しないといけない方などは、フリーランスイラストレーター専業を目指すのは、ものすごくリスクが高いと言えるでしょう。
学生のうちに売れて売れてしょうがないという状態になっていなければ、まずは、他に定職を確保したうえで、兼業という形をすすめます。



参考リンク

まだ私もイラストレーターの活動は始めたばかりで、他のサイト様を参考にしている状態です。ちょっと検索したらプロの方がいろいろお役立ち情報を載せてくれているので、みなさんも検索してみてください。
私が特に良いと思ったサイト様を紹介しておきます。


目指せ!イラストレーター
※Pixivのアカウントが必要かも。

イラストレーターのしみずとしやすさんの講座。
フリーのイラストレーターになるためには、何が必要なのか、まずどうしたらいいのか、などを漫画で非常にわかりやすく説明してくださっています。

ただ、ネットでのやりとりはリスクが高く敬遠する会社が多い・・とありますが、このときから数年たって、今ではやはりネットでイラストレーターさんを探す会社は多いと感じます。でも、仕事実績がない人への依頼はリスクが高いので、実績がある人へ依頼するケースが多いですね。

ちなみにこの方はポートフォリオも公開してくださっているんですよね。非常に参考になります。ありがたいことです・・。
myポートフォリオ


トコノクボ

主に法廷画家として活躍されている榎本よしたかさんの10年間のイラストレーターへの道を描いたエッセイコミックです。

美術系の学歴はなく、独学でイラストレーターになってらっしゃいます。
だいたい、フリーランスのイラストレーターが仕事を増やすためにやっていることを、スタンダードにやっていってらっしゃいますので、これがフリーランスでやる場合の、「イラストレーターのなり方」だと思っておくと、わかりやすいと思います。

読めばわかると思いますが、イラスト活動以外の部分がスゴイ。というかすさまじい。
私は家族環境には恵まれたので、とてもこの大変さはわかりませんが、ただ、自分の経験から、「この状況からなんとか抜け出してやる」というマイナスからのエネルギーというのは、プラスのエネルギーよりよほど強い場合が多いです。
今マイナスの状況にあると思う方は、そのエネルギーをすべて創作にむけてがんばってください。





---以下は愚痴半分みたいな一人ごとです。ヒマな方はどうぞ。



さて、フリーランスでイラストレーター専業でやるというのは相当に厳しいと思います。
よっぽど太いクライアントさんをガッチリつかめたら別ですが、コミック系イラストでは難しいでしょうね・・・。


これは、そもそもイラストレーターという職業が完全に労働集約型の仕事であるのに加え、近年IT化がすすみ、ちょっとしたイラストなら素人でも簡単に描けるようになって価値が大幅に下がったこと、特にコミック系のイラストはもともとまともな金額を出せるクライアントが少ない上に、需要過多で相場が下がっているからです。

イラストレーターという職業は、イラストの単価が高くないと成り立たない仕事なんですが、今や高い単価のイラスト仕事なんて多くないです。バブル崩壊あたりからだだ崩れなので…。
個人でやっている以上量産に限界がありますし、需要自体がそれほどあるわけじゃないから、量産すればいいってもんでもない。

イラストレーター専業というのは、漫画家として成功するより何倍も難しいと思っておいたほうがいいと思います。

漫画家は狭き門とはいえ、連載作家になれば連載が続いている間くらいは生活できる程度の収入は入りますし、一つでも人気連載をこなせば、印税がはいって、一時的であれ多く稼いでおくということもできますし、次の連載の話もくるでしょう。アニメ化されるような大人気の長期連載でもやれば、それこそ一生分稼いでおくのも可能っちゃ可能なわけです。
ハイリスクな反面、ハイリターンもあるわけです。

しかし、イラストレーターは連載という定期収入を得るのも難しいですし、連載があっても、漫画家のように毎回何十ページもあるわけじゃないですし。せいぜい小説のカット数点とか、イラストレポの1〜2ページでしょう。
印税もないですから、一度描いたらその分のお金しかもらえませんしね。ラノベの表紙だって、相場5〜10万くらいです(印税ほとんどないんですって)挿絵まであわせて20万あればいい方と聞いたこともあります。
何百万部売れたって、イラストレーターには一ヶ月生活できるどうか、レベルのお金しか入ってこないわけです。
ハイリスクですがローリターンという、鬼畜な仕事だと思います。

考えれば考えるほど、こんな仕事で一生生活なんて、どうするんだろう?と私なんかは疑問に思います。
複数の絵柄を使い分け、作業的な仕事を多数こなせるようになる裏方作業員的な感じか、あるいは一つの案件で100万単位の収入が得られるカリスマになるか、どちらかになるのでは?と思います。
ま、現実的なところ、同人で稼ぐなど結局「漫画」で稼ぐ人が多いように思いますが。

ともあれ、完全フリーランスでイラストレーターを目指すならば、「生活費はどうするのか」「将来・老後はどうするのか」をある程度は真剣に考えておかないといけないと思います。
私はムリだと書きましたが、何らかの方法でちゃんと一生分お金を稼ぐ道をつくれるなら、もちろんそれでいいと思います。

生き残るのは強い生物でも賢い生物でもなく、変化に適応できる生物だといいます。
世の流れや自分の状況などをよく考えて、生活手段を確保してゆく姿勢というのは大切だと思います。

イラストレーターとして成功する、というのは漫画家以上に決まった道筋がありませんので、気になる方は、自分が目標とするイラストレーターさんがどういう道筋をたどってそこまで行き着かれたのか、多数調べてみるといいと思います。
何十人か調べれば、だいたいの傾向はわかるのではないでしょうか。


2012.01.24

イラストレーターになるための学校

ここでは、イラストレーター全般の進路などについて書きます。
コミック系イラストレーターの場合の話と重複する内容も多いですが、ご容赦ください。


イラストレーターになりたいから、美芸大に行きたい、または専門学校に行きたい・・・そう考える方は多いと思います。

しかし、ここについては、いろいろな要素を考えなければなりません。



1.「イラスト」とは何か

すごく初歩的な話ですが、学生さんだったりすると、ここをわかってない人は多いです。

Wikipediaより引用しますと「イラスト」とは、「図像によって物語、小説、詩などを描写もしくは装飾し、また科学・報道などの文字情報を補助する、形式よりも題材に主眼を置いた図形的もしくは絵画的な視覚化表現」とのことです。

わかりづらいですが、要するに「何かを装飾し、補助するための絵」と思ってよいでしょう。
つまり、イラストは「主役」ではないのです。「何かを助けるための絵」なのです。

本の表紙なら、主役は「本の中身」です。ゲームキャラクターなら、主役は「ゲーム」です。CDジャケットなら、「CD」が主役となります。
イラストはあくまで、それらの魅力をひきたたせるための、「脇役」でしかありません。「補助役」なのです。

ここは重要です。つまり「何かを助けられる絵」でなければ、「イラスト」としての需要はないのです。どんなに絵自体が魅力的だったとしても。
「主役」に「脇役として必要とされる絵」が「良いイラスト」なのです。
イラストレーターの仕事は「主役に気に入ってもらえる、主役をひきたたせる絵」を描くことなのです。
もっと言えば、「主役を売れるようにするための絵」です。

けっして、絵が主役なのではありません。それをわかっていないと、イラストレーターという仕事は勤まらないでしょう。

それに対し、「絵自体が主役」であり、絵そのものが価値を持つのがアートです。
画廊で売られている絵、あれは「絵自体」が額に入って売られていますよね。何かを装飾も説明もしていません。主役は「絵」です。
だからこそ、「絵自体が持つ魅力」というものが、非常に重要になってきます。
ああいう絵を描く人は「イラストレーター」ではなく「画家」とか「アーティスト」と呼ばれます。

たまに、絵のジャンルによって「イラスト」か「アート」か区別するような人もいますが、それは正確な区分けではありません。
リアルな油絵だろうと、アニメコミック絵だろうと、幼児の落書きのようなへたうま絵だろうと、それが補助的に使用されているなら、「イラスト」ですし、独立して価値を持っているなら「アート」や「絵画」と呼ばれるものになるでしょう。

ですので、まず、「自由に自己表現をしたい」「好きなように描いた絵を買ってもらいたい」と考える人は、イラストレーター向きではありません。それは画家などにならないと実現できないことです。

イラストレーターは基本、クライアント(依頼者)に「こういう絵を描いてくれ」と依頼されたとおりの絵を描く仕事です。
それが描きたいものだろうと、そうでなかろうと、自分の表現と違っていようと、依頼されたら何でも描く、というのがイラストレーターです。
もちろん、得意不得意があるのは当然ですし、自営業ならば断るのは自由です。(その分収入もなくなりますが)
しかし、「依頼されたものを、依頼どおりに描く」というのがイラストレーターという職業なのだということは、理解しておきましょう。



2.「売れるイラスト」とは

1.に書いたとおり、イラストは「補助的存在」であり、「何かを上手に助けることができる絵」が「良いイラスト」であり「売れるイラスト」となります。
そこに、イラストレーターという職業の難しさがあります。

なぜなら、世間を見てもらえばわかるとおり、「売れるイラスト」とはあまりに千差万別だからです。

世の中はイラストに溢れてますよね。本の表紙、雑誌やパンフレットの挿絵、CDジャケット、ゲーム、LINEスタンプ、パッケージ・・・。
写真のようにリアルなイラストもあれば、幼児が殴り書いたようなヘタウマ絵もあります。

それはイラストを買う立場の人が、「その絵が使いやすい」と判断したのでそうなっているわけですが、「使いやすい」とは必ず「上手」ではないです。
「個性的すぎない」ことが重要なこともあれば、「ゆるい」ことが大切だというのもあるでしょう。
もっと言えば、「急いでたから、声かけた中で、とにかく早く描ける人に頼んだ」なんて事情もあるでしょうし、「安い人がよかった」なんて理由もあるでしょう。

つまり、「どういうイラストが売れるか」というのは、雑多な要素が複雑に絡んでおり、明確にはわからないのです。

上手なら売れるわけじゃない、もちろん下手なら売れるわけもない。センスがあればいいというけれど、どういうものが「センスが良い」のかそもそもわからない。似たようなイラストなのに、すごく売れる人も、そうでない人もいる。

これは、有名な美芸大の教授にだってわかりませんよ。誰にもわかりません。

イラストレーターの多くは自営業です。ということは、絵の力だけではなく、営業力も相当に重要になってきます。
つまり、人脈を作る力や、うまく自分の絵を売り込む方法を考えられることなどです。
また、もちろん運や時流に乗る力も重要になってきます。
似たような絵であっても、売れそうな媒体に上手に売り込んで、時流に乗れば、他に差をつけて売ることができるでしょう。

多少画力が上の人より、人懐っこくどこにでもでかけていって、誰にでも「仕事ください」と言ってまわることができる人の方が、イラストレーターとしては成功しやすいです
(人見知りとか人と関わりたくないなどの理由でイラストレーターを考える人もいますが、そういう人には難しいでしょう)

このあたりのことは、当然どんな美芸大に行っても学べません。経営学などの方が近いかもしれません。

なので、結局「どうやったら売れるイラストが描けるのか」という部分は、美芸大や専門学校などに答えはないのです。

イラストレーターとは、そういう単純な仕事ではありません。

何が良くて、何が悪いかもわからない。何をどうしたら売れるのかもわからない。運にも大きく左右される。
そういうわけのわからない状況の中で、自分で道を切り開いていく力がある人でないと、難しい職業です。

「美芸大や専門学校に行ったらイラストが上手になって、イラストレーターになれる」という幻想は捨てましょう。
そういう、「誰かが綺麗に整備してくれた道」はありません。自分で草刈ガマを構えて、木や草をなぎ倒しながら、自分だけの道を作っていく覚悟を持ちましょう。



3.学校に何を求めるのか


ここまでで、イラストレーターという職業が、なんだかよくわからない、「ちゃんとした道順がない」仕事だというのは理解できたと思います。

2.で書いたとおり、美芸大や専門学校が、たいした助けになってくれないのも、よくわかったと思います。

では、そのうえで、「何を求めて学校に行くのか」を明確にした方が良いと、私は思います。

たいした助けにならないとはいえ、美芸大や専門学校で手に入るものもあります。
もし、そこに学費分の価値があると思えるなら、そういった学校に行くのも、悪い選択ではありません。


1.絵に集中できる時間

美芸大や専門に行くことで、確実に手に入るものがあります。
「時間」です。

高校生は受験勉強しなければならないし、社会人は働かないといけません。
その点、美術系の学校に行けば、少なくとも在籍している間、絵のことだけに集中していられます。
これはけっこう大きな利点ではあります。

ただし、美芸大でもたとえばデザイン学科や建築学科ですと、非常に多忙で、好きな絵を自由に描ける時間はかなり少なくなります。ファインアート系ならマシですが、今度は就職は難しくなります。
専門学校でも、イラストの学校なのに就職対策があったり、映像の授業があったり、イラストに関係ないカリキュラムで忙しい学校もあります。

また、ただの「時間」を手に入れるだけに、数百万~1000万ほどする学費を払うのか?という問題もあります。

そのあたりを考えると、このメリットのためだけに美術系学校に行けるのは、よほど裕福な人だけと言えるでしょう。


2.学歴

美芸大を出れば「大卒」、専門学校を出れば「専門卒」(ただし、認可されている専門学校のみ)の学歴が手に入ります。
これらは「高卒」に比べれば、かなり社会で有用な資格です。
とれるなら、とっておいて損はありません。

ただ、学歴が関係してくるのは、主に就職ですが、「美芸大卒」「美術系専門卒」の学歴は、かなり限られた用途でしか役に立ちません。
まず、「イラストレーター」を目指す場合において、「学歴」はほとんど役に立ちません。
それは、イラストレーターは就職自体がほとんどなく、そもそも「就職する仕事ではない」からです。
唯一、例外があるのは、ゲーム業界です。ゲーム関係での就職については、こちらの記事をどうぞ。

それ以外のイラストレーターは、ほぼ自営業です。就職しないので学歴も関係ないのです。

ですので、イラストレーター志望が学歴を気にする場合、「イラストレーター一本で食べていけなかった場合の保険」となります。漫画家と同じですね。

当然ながら、自営業で食べていけるイラストレーターというのは、ほとんどいません。ですので、実際は副業として何か安定した職が必要になることが多いです。
その保険として考えた場合、美芸大や美術系専門の学歴は、あまり有効ではないです。

まず、美芸大の学歴が活かせる就職といえば、「デザイン職」くらいしかありません。それもデザイン学科なら、です。ファインアート系の場合は、就職はかなり悪いでしょう。
専門学校も同様です。デザイン専門学校でデザインを学んだ場合には、「デザイン職」の就職には役立つでしょう。しかし、イラストレーターを目指して専門に入った人の多くは、デザインではなくイラストを学んでいると思います。
その場合、就職で学歴が役に立つかというと、そこまででもないでしょう。

というわけで、学費とのバランスを考えた場合に、やっぱりそこまで良い選択ではないんですよね。美芸大というのは。



3.絵の技術等


基本はコレを主目的として、大学や専門を希望する人が多いでしょう。

ここについては、「どういったテイストのイラストを描くのか」によります。
私は美芸大の勉強が直接的に役立つのは、「リアルな描写力が必要なテイスト」と「アーティスティックな手法・感覚が必要なテイスト」この二つくらいだと思います。

前者はわかりやすいですね。高度なデッサン力や描写力が必要になりますので、美芸大入試の勉強や、入学後の勉強がそのまま役に立ちます。
後者はちょっと難しいのですが、美芸大で学ぶ、いわゆるファインアートの分野の技術や勉強を活かした手法です。私はファインではなかったので具体的には例が出せないですが。このあたりは独学で無理とは言いませんが、美芸大のような幅広い技術を学べる環境があった方が良いのは間違いないでしょう。(ただこういうテイストのイラストって需要少ないので、仕事にするのは難しいでしょうけど)

上記以外のテイストのイラストに、美芸大は必要ないと思います。基本は独学で習得可能な技術しか使わないと思いますので。あとは個人のセンスやら営業力やらの問題だと思います。それは学校では学べません。

なお、上記はあくまで美芸大です。専門学校の場合は当てはまりません。
つまり、私は専門学校は、いかなるイラストの勉強にも不要だと思っています。

ただし、ファッション系のイラストについては、ファッション専門学校の授業はある程度有効だと思ってます。セツモードセミナーなど。
人気の高いコミック系イラストについてはこの記事で書いたとおり、学校はほぼ関係ないです。
美芸大だろうと、専門だろうと、「学校で学んで上達するようなものではない」と思っておいてください。

ですので、「絵の技術向上」は、これもかなり限られた範囲で有効ということになります。



4.就職


2.で書いたとおり、就職したい人は、そもそもイラストレーターを目指すべきではないです。就職する仕事ではないので。
例外としてゲーム業界のみ、一応就職情報などはあると思います。
でも、こちらの記事に書いたとおり、非常に狭き門である覚悟はしておいてください。

あとは、デザイナーや美術教師など「保険となる職業」を考えるのであれば、美芸大でも良いと思います。
ただ、デザイナーは競争率も高く薄給激務で、美術教師もそれなりに難しいです。簡単になれる職業ではありません。

イラストレーターと副業するような就職を考えるなら、普通の文系国立大学などに行った方が良いと思います。



5.青春・友情・自己満足


これについては、専門はわかりませんが、美芸大については、人によりますが満足いくことが多いのではないでしょうか。

絵を描く人にとって、美芸大の青春は楽しいと思います。まあ、本気でないのに入ってしまった人は、周囲についていけず劣等感に悩まされるということもあるようですが。
きちんと受験対策をして、早くから予備校に通い、美芸大という場所がどういうところなのか、知ったうえで入学したなら、楽しめると思います。
課題地獄にはなりますが、それが楽しいと思える人が入学する場所ですから、基本は。

大学は高校までと違い、かなり自由に学び遊ぶことができます。(学科によっては課題課題で遊ぶどころじゃないけど)
これも人によりますが、友人を作ることもできるでしょう。大学でできた友人というのは、社会に出る直近にできた友人というのもあり、長い付き合いをできることが多いと思います。
私も、大人になってからも頻繁につきあいのある友人の多くが、大学時代の友人です。

また、絵が好きな人は、「美術系の進路」にこだわる人が多いです。

美芸大に憧れがあり、何らかの理由で諦めた場合も、諦めきれず、社会人になってからも「あのとき美芸大に行けていれば」と、ずっと後悔するような人もいます。

上記のとおり、美芸大は別に魔法の学校ではなく、与えてくれるものも限られています。多くは本人次第のものです。
それでも、行けなかったせいか、美芸大に過剰な憧れや期待を抱いて、「行けなかったこと」を後悔する人というのはいます。
これは、いわゆる「学歴コンプレックス」なのですが、そう馬鹿にしたものでもなく、人によっては本当に一生ひきずってしまいます。
年をとって、やりなおしがきかない年齢になってから、いきなり「美大を受験する」なんて言い出す人もいます。

私は、イラストレーターになりたい場合に、一番良い進路は「国立文系普通大学」だと思っていますが、どうしても美芸大に強いこだわりがある人、行かないと一生後悔しそうな人は、「自己満足」のためであっても、美芸大に行くというのは悪い選択肢ではないと思います。

ただし、学費が高い・入試準備が大変など、負担が高いです。そこはよく考えないと、単なる自己満足のために、一生涯、借金を返すために棒にふるなど、取り返しがつかないことになりますので、よくよく考えてくださいね。



以上、長く書きましたが、美芸大で手に入るものは、思ったほど多くはないのです。
美芸大は学費や受験準備など負担が大きい割に、つぶしもきかないし、高収入な就職をできる可能性も低いです。
はっきり言って「高リスクな進路」なんです。

なので、私はイラストレーターになるために美術系の大学や専門に行くのは、おすすめできません。
普通大学に行って、堅実な道を保険で残しつつ、独学で学ぶのをすすめたいです。

でも、何が手に入り、何が入らないのかを理解し、高いリスクもよく知ったうえで、それでも行きたいと思うなら、行っても良いと思います。
上記のようなことをよく知り、考え、覚悟したうえで、美術系の学校に行くのなら、きっと学校生活は有意義なものになると思います。

2017/3/15
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