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2012.01.26

フリーランスイラストレーターの活動

副業でやるにしても専業でやるにしても、会社員イラストレーターでない限りは、自営業(フリーランス)での活動になると思います。

自営業は会社からお金をもらう働き方ではなく、お客さんから直接お金をもらう働き方です。自分でイラストを出版社やゲーム会社などに売り込んで、自分で仕事をとります。

ちなみに、この働き方は学生でもできます。(高校生以下の場合、保護者の許可が必要だったり、会社によってはダメかもしれませんが)

なので、将来的に兼業だろうとグラフィッカーだろうと、とにかくなるべく早いうちから、実際にこういう活動をしていくと、イラストの実力も早く身に付くでしょうし、業界のこともわかっていくと思います。


具体的にどういう活動(営業)をすればいいかというと・・・

・ポートフォリオを持ち込む・郵送する

・イラストレーター登録サイト等に登録する

・PixivやTINAMIなど宣伝効果があるSNSに投稿してランキングに入る

・イラストコンテストや雑誌などのコンペ・賞に応募する

・デザインフェスタなどの大きいイベントに出展する

・自分のサイトを作って仕事を募集する

・ツイッターなどのSNSに絵を投稿して多くの反応を得る

・個展を開くなどして宣伝する



↑こういうことをやって、自分で自分の絵を、クライアントにアピールするのが重要です。
なお、どれか一つだけとかではなく、全部平行してやってゆくのが効果的でしょう。

ちなみに私の場合はPixivから仕事がきました。イラコンで入賞するなどして目立つと来易くなります。
ただ、2016年夏現在、Pixivのオリジナルイラストのコンテストは激減しています。ほとんどありません。
新参が入るのは厳しくなってきましたね・・・。


ただ、フリーランスのイラストレーターで生計をたてられる人は多くはありません。


こちらの記事では、
「プロのイラストレーターの年収は、100万円以下の割合が53パーセント」
「年齢でみると20〜30代が80パーセント」

というデータについて、お話されています。

ツイッターのまとめもありますね。プロアマいろいろな人が意見を寄せていて興味深いです。


年収100万以下も衝撃的な数字ですが、これは多分「イラストが本業ではない人が多く含まれているから」と思われます。
学生や主婦が、お小遣稼ぎに描いてるようなケースですね。(私もそうなんですが)

イラストレーターはプロの基準がなく「名乗りさえすればプロ」という状況ですので、データをどうとらえていいか悩みますね。
自称イラストレーターのうち、ギリギリ生計をたてられるのは23%」って感じじゃないかな。(200万以下だと生計をたてるのはかなり難しい)

ただ、私はそれよりも恐ろしいのは「年代」グラフだと思います。
20〜30代が80パーセントって、「若い人が頑張れる業界なんだな!」ではありません。「年をとると辞めるしかない業界」ってことです。
そして年とってから辞めても、日本では他の仕事に就くのは困難です。正社員になれるのも20代くらいまでだし。
フリーイラストレーターのキャリアなんて、イラストレーター以外で活かせる仕事はそうそうないし。
20代でやりなおした人はいいけど、30代とか40代で辞めたら、次はどうしたらいいんだろう・・・。


・・・という現実があります。
なので、フリーランスイラストレーターを目指す方は、そのあたりの覚悟は必要です。

おうちが裕福ではないなどの理由で、何が何でも自立しないといけない方などは、フリーランスイラストレーター専業を目指すのは、ものすごくリスクが高いと言えるでしょう。
学生のうちに売れて売れてしょうがないという状態になっていなければ、まずは、他に定職を確保したうえで、兼業という形をすすめます。



参考リンク

まだ私もイラストレーターの活動は始めたばかりで、他のサイト様を参考にしている状態です。ちょっと検索したらプロの方がいろいろお役立ち情報を載せてくれているので、みなさんも検索してみてください。
私が特に良いと思ったサイト様を紹介しておきます。


目指せ!イラストレーター
※Pixivのアカウントが必要かも。

イラストレーターのしみずとしやすさんの講座。
フリーのイラストレーターになるためには、何が必要なのか、まずどうしたらいいのか、などを漫画で非常にわかりやすく説明してくださっています。

ただ、ネットでのやりとりはリスクが高く敬遠する会社が多い・・とありますが、このときから数年たって、今ではやはりネットでイラストレーターさんを探す会社は多いと感じます。でも、仕事実績がない人への依頼はリスクが高いので、実績がある人へ依頼するケースが多いですね。

ちなみにこの方はポートフォリオも公開してくださっているんですよね。非常に参考になります。ありがたいことです・・。
myポートフォリオ


トコノクボ

主に法廷画家として活躍されている榎本よしたかさんの10年間のイラストレーターへの道を描いたエッセイコミックです。

美術系の学歴はなく、独学でイラストレーターになってらっしゃいます。
だいたい、フリーランスのイラストレーターが仕事を増やすためにやっていることを、スタンダードにやっていってらっしゃいますので、これがフリーランスでやる場合の、「イラストレーターのなり方」だと思っておくと、わかりやすいと思います。

読めばわかると思いますが、イラスト活動以外の部分がスゴイ。というかすさまじい。
私は家族環境には恵まれたので、とてもこの大変さはわかりませんが、ただ、自分の経験から、「この状況からなんとか抜け出してやる」というマイナスからのエネルギーというのは、プラスのエネルギーよりよほど強い場合が多いです。
今マイナスの状況にあると思う方は、そのエネルギーをすべて創作にむけてがんばってください。





---以下は愚痴半分みたいな一人ごとです。ヒマな方はどうぞ。



さて、フリーランスでイラストレーター専業でやるというのは相当に厳しいと思います。
よっぽど太いクライアントさんをガッチリつかめたら別ですが、コミック系イラストでは難しいでしょうね・・・。


これは、そもそもイラストレーターという職業が完全に労働集約型の仕事であるのに加え、近年IT化がすすみ、ちょっとしたイラストなら素人でも簡単に描けるようになって価値が大幅に下がったこと、特にコミック系のイラストはもともとまともな金額を出せるクライアントが少ない上に、需要過多で相場が下がっているからです。

イラストレーターという職業は、イラストの単価が高くないと成り立たない仕事なんですが、今や高い単価のイラスト仕事なんて多くないです。バブル崩壊あたりからだだ崩れなので…。
個人でやっている以上量産に限界がありますし、需要自体がそれほどあるわけじゃないから、量産すればいいってもんでもない。

イラストレーター専業というのは、漫画家として成功するより何倍も難しいと思っておいたほうがいいと思います。

漫画家は狭き門とはいえ、連載作家になれば連載が続いている間くらいは生活できる程度の収入は入りますし、一つでも人気連載をこなせば、印税がはいって、一時的であれ多く稼いでおくということもできますし、次の連載の話もくるでしょう。アニメ化されるような大人気の長期連載でもやれば、それこそ一生分稼いでおくのも可能っちゃ可能なわけです。
ハイリスクな反面、ハイリターンもあるわけです。

しかし、イラストレーターは連載という定期収入を得るのも難しいですし、連載があっても、漫画家のように毎回何十ページもあるわけじゃないですし。せいぜい小説のカット数点とか、イラストレポの1〜2ページでしょう。
印税もないですから、一度描いたらその分のお金しかもらえませんしね。ラノベの表紙だって、相場5〜10万くらいです(印税ほとんどないんですって)挿絵まであわせて20万あればいい方と聞いたこともあります。
何百万部売れたって、イラストレーターには一ヶ月生活できるどうか、レベルのお金しか入ってこないわけです。
ハイリスクですがローリターンという、鬼畜な仕事だと思います。

考えれば考えるほど、こんな仕事で一生生活なんて、どうするんだろう?と私なんかは疑問に思います。
複数の絵柄を使い分け、作業的な仕事を多数こなせるようになる裏方作業員的な感じか、あるいは一つの案件で100万単位の収入が得られるカリスマになるか、どちらかになるのでは?と思います。
ま、現実的なところ、同人で稼ぐなど結局「漫画」で稼ぐ人が多いように思いますが。

ともあれ、完全フリーランスでイラストレーターを目指すならば、「生活費はどうするのか」「将来・老後はどうするのか」をある程度は真剣に考えておかないといけないと思います。
私はムリだと書きましたが、何らかの方法でちゃんと一生分お金を稼ぐ道をつくれるなら、もちろんそれでいいと思います。

生き残るのは強い生物でも賢い生物でもなく、変化に適応できる生物だといいます。
世の流れや自分の状況などをよく考えて、生活手段を確保してゆく姿勢というのは大切だと思います。

イラストレーターとして成功する、というのは漫画家以上に決まった道筋がありませんので、気になる方は、自分が目標とするイラストレーターさんがどういう道筋をたどってそこまで行き着かれたのか、多数調べてみるといいと思います。
何十人か調べれば、だいたいの傾向はわかるのではないでしょうか。

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