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2015.09.06

Pixivの評価を上げるには?

2016/9月

某質問サイトを見ていると、「一生懸命描いて、自分ではなかなかよく描けたと思うのに、思ったように評価がもらえない」
「自分より明らかに下手な人より評価がもらえない」といったことで真剣に悩んでいる方をお見かけします。

お気持ち、とてもわかります。私も同じように思うことはしょっちゅうです。

私もまだまだですが、自分なりにPixivの傾向などを見ていて、思ったことを書いてみます。
もちろん、自分自身の経験も入っています。

こんな記事を作るくらいなので、おまえはどんだけ高評価なんだと思われそうですが、オリジナルイラストだと、だいたいオリジナルランキング20~50位、ブクマは1000超えることもありますが、多くはないですね。
フォロワーは万単位でいますが、それは二次創作の漫画などを描いていたせいです。二次創作だと評価は桁違いに上がります・・・。

なので、私もまだまだ修行中です。
いっしょにがんばりましょう!


1.最初に

最初に頭に入れておいてほしいことです。

◆「Pixivで高評価=良い絵・上手な絵」ではない

Pixivで高評価のつきやすい絵というのは、ある程度の傾向があります。
かつPixiv以外での宣伝力やネームバリュー、ランキングシステムなどにも大きく左右されます。
なので、Pixivで評価されないからといって、落ち込むことはありません。
私が好きなイラストレーターさんで、大きな仕事をこなし、ちゃんとした出版社から画集が出ているような人がいるのですが、その人の評価も決して高い方ではないです。

ここでは、その前提のうえで、あくまで「Pixivで評価を得やすい」という視点で書きます。
ここに記載している条件の絵が、「良い絵」というわけではないので、ご注意ください。


◆もともと、簡単に高評価がもらえる場所ではない。

まず、重要なこととして、Pixivには、プロやセミプロも多数参加しています。
ガチプロですら、それほどの評価をもらっていないことも多いのです。
素人がちょっと頑張った程度では、ほとんど評価はもらえないと思っていいでしょう。


◆たいていの人は「うぬぼれている」

絵を描く人間の多くが、「自分の絵を過大評価、他人の絵を過小評価」する傾向があります。
なので、「私も同じくらい上手なはずなのに、なんでこの人の方が評価もらえているの?」という場合、他人から見ると、「その人の方がはるかに上手である」ということも多いです。


ただ、この「うぬぼれ」は実は大事です。最初から冷静に客観的に、自分の絵の下手さを自覚できるとしたら、「そもそも絵を描かなくなってしまう」可能性が高いからです。
絵を描き続けられる程度にうぬぼれられることは、恥じることではありません。
ただ、そのうぬぼれだけが強すぎると上達できませんので、うぬぼれて描き、描いたあとで反省し、を繰返すのが理想だと思います。


というわけで、「もともと自分は高評価をもらえないのが当然のレベルだ」という自覚を持つのが重要です。
(まあ、中には例外もいますけどね。ガチプロで知名度もありPixiv受けする絵柄なのに、本当に評価もらってない人もいて、謎です・・・)


それを踏まえて、それでも少しでも評価を伸ばすためにできることを書いてみます。
※ここではあくまで「Pixivの評価を伸ばす」ことを目的にしています。


◆絵の情報量を増やす

Pixivの傾向として、「情報量の多い絵」が評価を得られやすいです。
「複雑で書き込みが多く、色数が多い絵」ですね。
もちろん、シンプルな絵で好評価を得られる人もいますが、高い描写力やセンスが必要なので、上級者向けです。
ランキングに入らないレベルの人は、いきなりそこを狙うのはやめましょう。

では、どうしたら情報量が増えるのか。

○キャラ絵の場合は描く人数を増やす
多人数の絵はそれだけで目をひきます。

○背景を細かく描きこむ
評価がもらえない人にありがちなのは、「背景をほとんど描いてない」です。
模様だけでごまかしたり、適当に花散らすだけとかは、やめましょう。
そういう背景でも高評価を得られる人もいますが、相当のセンスや画力が必要なのでやっぱり上級者向けです。

○オーバーレイなどのレイヤー効果も使って色数を増やす
バケツツールでぺったり色塗って終わりはやめましょう。
デジタルではレイヤー効果という便利なものがあるので、オーバーレイやスクリーンなどを使って色彩豊かにしてみましょう。

○一枚の絵に最低10時間かける
逆に言えば「10時間以上かかりそうな絵」を描きましょう。
2~3時間で描いた絵で評価をもらえるのはこれまたやっぱり上級者だけです。


◆最低限のデッサン力を身に着ける

Pixivはデッサン力より、色彩や構図のセンスが評価に影響します。とはいえ、あまりにデッサン力がガタガタだと、当然評価は伸びません。
デッサン力については簡単に身につくものではないので、ここで細かい説明はできませんが、初心者の方はとりあえず「ヒトカク」で検索してみてください。
あとの上達方法はブログにいくつか説明していますので、どうぞ。


◆構図を煽りや俯瞰にしてみる

「評価が伸びない」と質問している人の大半が、「人物を一人、正面か斜め前からぽんと描いただけ」です。
もちろん、こういう構図で高評価を得られる人もいますが、やはり上級者向けです。
上級者でない人は、とりあえず、「煽りか俯瞰」の構図にしてみましょう。パースは嘘でいいので、かなり大げさにつけた方がいいです。
特に「煽り」は人目を引きやすいです。
実際にPixivでも煽り構図はかなり多いです。
さらに斜めにしてみる、あるいは魚眼レンズのような大げさなパースをつける、なども有効です。
「ぱっと見て迫力がある、目を引く」構図にするのです。


◆明暗差を強めにつける

影のくっきりした、明暗の強めの絵の方が評価される傾向があります。
多分サムネ段階で目につきやすい、印象に残りやすいからでしょう。
評価がのびないといっている場合、そもそもどこが光源かわからないほど、明暗が不明な絵が多いです。
光源をきちんときめ、明暗を強めにしてみましょう。
あるいは、明暗が強くつくような構図のイラストを考えてみましょう。


◆「見所」(ポイント)をつくる

その絵をぱっと見たとき、どこに目がいくでしょうか。
もし、「どこってことはない」場合、印象がぼんやりした絵になっている可能性があります。
どこか「ここを見てほしい」「ここがこの絵の主役」とはっきりわかる箇所を作りましょう。

キャラがいる場合はたいていキャラの顔だと思いますが、それ以外にも見所を一つ作りましょう。
たとえば、髪の毛がすごく丁寧にたくさん書き込まれてるとか、ドレスのフリルがすごく細かくてきれいだとか。
背景の空がすごくきれいだとか、森がとても丁寧に書き込まれているとか。
「この絵のここ、すごいなー」と思わせる「絵の見所」を作ると、その絵は印象に残りやすくなります。


◆季節感をつくる

当たり前ですが、夏には夏っぽい絵、春には春っぽい絵がウケやすいです。


◆ストーリー性をつくる

別に漫画にしろって意味ではないです。
その絵から何かストーリーが見える絵は、印象に残りやすく共感を得やすいです。

たとえば、ただ女の子と男の子がいるより、普通に歩いている男の子と、ラブレターを持って影に隠れている女の子の絵の方が、前後のストーリーを考えてわくわくします。
タイトルと関連付けるのもいい手です。有名な現代芸術ですが、ただの便器に「泉」とタイトルをつけただけで芸術になったようなものもあるくらいで。

女の子が眠っている猫を大事そうに抱いている絵があるとします。
「女の子と猫」ではそのまんまです。「ずっといっしょ」は仲良さが出てほほえましいですが、それでもちょっと普通です。
しかし「さようなら」となるとこの猫ちゃんは寿命がもうすぐなのか?それとも女の子が?と見る人がストーリーを想起します。
そのように、見る人が、「その絵の世界に入り込めるような仕掛け」を作ってみるのもいいでしょう。


◆時流に載せる

主には二次創作の場合になりますが、たとえばジブリの映画をテレビでやった直後にそのジブリアニメの二次創作を投稿すると、人気をとりやすくなります。
この場合、ツイッターで実況しながら見る人も多いので、ツイッターに載せるとなお良いでしょう。





3.ランキングにのる

一番評価に結びつく方法です。
0時~23:59までの評価、ブクマ、閲覧数などの評価の集計が翌日ランキングに反映されます。
しかしPixivの集計方法は謎です。私も知りません。企業秘密なのか、調べてもまずわからないです。
ブクマや評価数が、自分よりずっと低い人が、順位では自分よりずっと上にいたりします。
フォロワー数が多いほどマイナス計算されるという噂も聞いたことあります。(あくまで噂)
それでも、自分の経験などから、いくつかの傾向は読み取れます。(2016年夏の情報です)


◆投稿時間を考える。

集計期間が0時~23時59分なので、0時すぐに投稿した方が長い期間を集計期間にあてられます。
ただ、合計ではないので、単純に早く投稿すればするだけ良いというわけじゃないようです。
とはいえ、例えば23時59分に投稿してしまうと、さすがに集計期間がほとんどとれないので、ランキングに入るのは相当難しいでしょう。
それくらいなら、0時過ぎがムリでも、せめて翌朝くらいに投稿した方がランキングに入りやすくなります。


◆オリジナル作品を投稿する

Pixivではオリジナル作品は優遇されているようで、二次創作作品と同じ評価でも、高い順位にランキングされます。
また、総合デイリーランキングのあとにオリジナルランキングがあるのですが、こちらはかなり順位に入りやすいですので、
デイリーに入らないレベルでも、オリジナルランキングには入ることがあります。
ただ、残念なことにオリジナルランキングはチェックしている人が少ないのか、上位10位以内くらいに入らないと、あまり評価に関係しません。
また、オリジナルは二次創作より評価が得にくいので、そのあたりのバランスは自分で考えてみてください。


◆男性向け作品を投稿する

Pixivでは男性と女性で評価を分けて集計しているようですが、男性向けの方がかなり優遇されて上位にランキングされます。
これは、日々のデイリーランキングを見ていればわかると思います。上位のほとんどが美少女絵です。

たとえば本日のランキングでは、「女子に人気ランキング」第1位の絵は、「総合デイリーランキング」ではなんと第472位でした。ほぼランキングぎりぎり入るかどうか、の順位です。
一方「男子に人気ランキング」第1位の絵は「総合デイリーランキング」では第2位です。

見比べてみたらわかると思いますが、「男子に人気ランキング」と「総合デイリーランキング」では、
上位作品がほとんど重複しているのに対し、「女子に人気ランキング」の上位作品・・・特に腐向けなど、女性向け要素が強い作品は、「総合デイリーランキング」上位にはほとんど入りません。
そして言うまでもなく、評価への影響が大きいのは「総合デイリーランキング」です。ここに入るのが非常に重要なわけですが、
あからさまなまでに、「男性人気」が総合デイリーランキングに影響するのです。

私も、総合デイリーに入る絵は、ほとんど「男子に人気」ランキングでもそれなりの順位をとっています。
逆に「女子に人気」で10位内に入っても、「男子に人気」が200位以下だったりすると、デイリーでは400位くらいになったりしました。せめて中間とって100位くらいなんでは・・・?
と思った記憶があります。本当にどう集計しているのか不明です。

これは以前、Pixivでランキング上位のほとんどを腐向け作品が埋めてしまい、男性や腐向けが苦手な人がPixivから遠ざかってしまいかねなかったので、この仕様になったと記憶してます。
ランキングだけを意識して作品を投稿するなら、男性にウケるような作品を投稿するといいでしょう。


◆あまりに旬ジャンルはマイナス調整されることも

今もやっているかはわからないのですが、少なくとも私が知ってる範囲で、東方プロジェクトと黒子のバスケは、マイナス調整されていた時期があったと思います。
これは、あまりにも同じジャンルだけがずっとランキングを埋めないようにという配慮でしょうね。
ただ、最近では「おそ松さん」の作品がめちゃくちゃ多かったのですが、その作品のほとんどが女性向けだったため、「総合デイリー」上位にはほとんど入ることがありませんでした。
それくらいなら調整されないかもしれません。
ルーキーランキングでは、けっこう長い間、上位50作品くらい全部「おそ松さん」なんてこともありましたが・・・。(おそらくルーキーランキングは男女調整が入っていない)




4.見てもらいやすい作品

評価されるためには、まず作品を見てもらわないといけませんが、
Pixivでユーザーが作品を見る入り口というのは以下しかありません。
(ユーザー検索などでわざわざ探した場合を除き)

1.ホームでの新着作品
2.タグ
3.ランキング
4.フォロワー・マイピクへの新着通知
5.ブログやツイッターなど別媒体での宣伝



上記のうち1.はすべての作品に該当しますが、ほんの一瞬の話です。
その数秒の間に見てもらえなかった絵は、上記2~5に該当しない限り、もう誰にも見てもらえません。
しかし・・・
3.については「3.ランキングにのる」で書いたとおりですが。なかなか簡単ではない話です。
4.もフォロワーが多い人ならいいですが、多い人はこんな記事読んでないでしょう。
5.もできるだけやると良いと思いますが、ツイッターやブログのフォロワー数が多くない限り、効果は少ないでしょう。

つまり・・・・ランキングにも乗らず、フォロワーも少なく、SNSでのつながりも少ない人が攻略すべきは2.なのです。
どんなタグをつければ見てもらえるか、というのを考えることになります。
というよりは「見てもらえるタグをつけられる作品を描く」ことになります。

◆人気ジャンルの二次創作

言うまでもなく。
そのとき旬の二次創作であれば、クオリティが低くてもいつもより評価をもらえることが多いと思います。


◆漫画

絵が下手でも、漫画作品だと評価を得られやすくなります。
続きものだと、フォロワーも増えます。
ただ「漫画」というタグから見に来る人は少ないので、他のジャンルタグなどと合わせてつけることになるでしょう。


◆イベントタグ

オリジナル作品を描きたい、漫画ではなくイラストが良い・・・という人も多いと思います。
しかし、オリジナル作品の最大の問題は「そもそも見てもらえない」ことなんです。
どんなに素晴らしい作品も、見てもらえなければ評価されるわけがありません。

オリジナル作品で見てもらえるタグというのは、イベントタグくらいしかないんです。
「オリジナル」「女の子」なんてタグをつけたところで、そこから探して来てくれる人はいません。あまりに多すぎて、探索タグとしての役目はほとんど果たしていないからです。
Pixivでは、さまざまなイベントが行われています。イラコンなども(最近は少ないけど)あります。
どうせオリジナルを描くなら、そういったイベントタグをつけられるような作品にすると、見てもらいやすくなるでしょう。



5.フォロワーを増やす

4.で述べたようにフォロワーが増えると、評価をもらいやすくなります。
まず、フォロワーというのは当然あなたのファンなわけで、評価をくれやすい人です。
また、大きいのは、フォロワーには新作通知が行くということです。
そこから見てもらうことができます。

ただ、フォロワーが増えると、ランキングに載りにくくなるような気がします。
気のせいかもしれませんが・・・・。


◆連載漫画を描く
多分一番てっとり早いのはコレです。
私はけっしてフォロワーを増やす目的ではなく(笑)単に好きで二次創作で漫画を連載してましたら、かなりフォロワーが増えました。
続きが見たいものの場合、フォローしておくと通知がくるので、追うのがラクになるんですね。
Pixivのフォローってツイッターと比べてはずす人がかなり少ないです。
ただ、連載漫画で増えたフォロワーは、目当てがその漫画だけってことも多いので、他ジャンルのイラストなどには評価をくれないことも多いです(苦笑)。



まだまだ途中ですが、このへんで。
長いので、まとめなおすかもしれません。
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