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2012.01.06

もろもろとクロッキー

めっきり更新できなくてすみません。


 


江口寿史先生が「毎朝5分、写真をみてクロッキー練習するとよい」というようなことをおっしゃっていたので、毎朝ではないですが、ふとクロッキーをやってみました。


このブログは私の絵はまったく載せていませんが、それは一応身バレを懸念してのことです。別に有名人とかではもちろんないですが、それでも某SNSのフォロワーが万単位でいるもので、どっかからバレたらなんかヤだなっていうくらいのことです(有名絵師とかではないです念のため)。


クロッキーならば絵柄も何もあったもんじゃないので、さっき描いたものを載せてみます。


 


まず、使うのは安いスケッチブックと、家のどっかに転がってるようなマジックです。スケッチブックは、鉛筆を使うのならば、もっと安いペラペラのやつでもいいと思います(コピー用紙でもチラ裏でもいい)。私はマジックを使うので、裏写りしない程度に紙が厚い物にしています。


デジタルでやってもかまわないと思う・・・んですが、私はクロッキーはどうもデジタルはうまくいかないです。


モデルも本当は実際の人間がいいのですが、モデルになってくれそうな人に拒否られたので、モデルは著作権フリーの素材サイトさまを使用させてもらいました。(著作権フリーのところを選んだのは、このブログに載せるためです。普段の自分の練習だけなら、著作権とか一切気にしなくていいです)



 


で、まずは5〜7分ほどかけて、普通に描きます。


もちろん、下書きや修正はナシですよ。マジックで一発勝負です。


お姉さんは手が怪しいことになっています。本当は全身描くものなんですが、写真がこういう構図だったので、やむなく描けるところまで。


セミドンはこういう構図の写真が本当にあったので・・・。なんでしょうねこれ。これは男性の下半身が大きくなってしまっています。自分が描く部分しか見ず、全体のバランスを考えないで描くとこういうことに。


カップルが抱き合ってる構図は完全に失敗。男性の右手が長すぎておかしなことに・・・。



クロッキーをやると、「その物体が基本的にはどういう立体で構成されていて、それぞれどういう状況(角度や向き)にあるか」と「それを表現するためのポイント」を把握しながら描くということを再認識できますね。


たとえば「頭頂部」がを最初に決めれば、「頭の向き」が決まります。「耳」を書けば「顔の側面部がどこか」決まるので「顔の向き」も決まります。


首から肩のライン、腕・足の各関節の位置など、人体を描くのに押さえなければならないポイントは多数ありますが、短い時間でクロッキーしますと、「最低限絶対押さえなければならないポイントだけを、効率的に・正確に押さえていく」ということをしなければなりません。


その訓練にクロッキーもってこいです。


で、さらに時間を短くしていきます。



2分て書いてるけど、3分くらいだったかも。だいぶん線が省略されています。この絵のポイントは多分靴下と靴。これを最低限でも押さえておくと、足がどっちを向いているのかわかる。


 



1分。最後までかけてない。ちょっとこれはひどいですね。失敗。集中力不足です。



30秒。すでに印象だけみたいな感じに。


1分以下になると、全体のバランスとポイントを一瞬で把握しつつ、同時進行で手を動かし・・・ということをしないと、何も描けません。


その練習をやると、自然に人体を描くポイントも身についてゆくと思います。時間もかからないし、いい練習方法ですよ。


 


私の場合、毎日描くというような方法ではなく、上記のように一気に連続して描きながら鍛えるというやり方です。毎日ってやったことがないけれど、どうなんだろう。私はある程度枚数を連続して描いた方が身につくと思うのですが・・。あ、毎日連続して枚数を描けばいいのか。


こうやって並べると自分の欠点もよくわかりますね。下半身がぜんぶ大きい。腕の肘以降が長い。


 


あと、「目で形だけを追う描き方」にはならない方がいいと思います。それだと、「お手本を目トレスしているだけ」になってしまいます。


絶対ダメとか、無駄とかではないのですが、そればっかりだと「自分で考えて描く」力はつきにくいと思います。


上記のように、人体の構成や、各パーツの向きなど、「ポイントがどこか見定める」「ポイントを押さえる」「全体のバランスを考える」というように、「目だけではなく頭をつかって」描くようにしてください


そして、あくまで漫画絵を描くための練習なんですから、漫画絵を描くときにも、クロッキーの感覚を思い出して、関連づけて描くように意識してください。


こういう「意識」ってけっこう大事です。せっかく練習するんですから、最大限活かしていきましょう。


クロッキーについておまけ↓


http://blog.goo.ne.jp/manga_michi/e/e4f98b6ca9245b4f4436dbec0003dca4 


 


 


そういや、ちょっと前にまたアクセスがはねあがっていたので、なぜか調べてみたら、新人漫画家さんにツイートされていたようです。


このブログのアドレスで検索すると、ブログやツイートなどで触れてくれている人がたまにいます。なにせ私はそもそも漫画家になれていない人間なので、書いていることがどれくらい実態に沿っている内容なのか、やや不安なのですが、だいたい、プロデビューしているレベルの人には好意的に紹介されていることが多いので、そうデタラメでもないようです。よかったよかった。


あと、30代の漫画家志望者の掲示板にはられてた・・・。まあ、そこでも触れられていましたが、申し訳ないですが、30代の志望者の方に参考になるような内容は、このブログにはないです・・・。


このブログはもともと、質問サイトで「漫画家になるから」と安易にリスクの高い進路(主には専門学校・・・)を選ぼうとしている学生さんたちに、「それ、リスク高いから!」ということを言うために作成しました。毎回同じことを回答していたので、ブログにしてそこに飛ばすようにしたわけです。


そのついでで、自分がわかる範囲のことを書いているので、基本的には「今から進路を選ぶことができる人向け」なんですよね。進路を選ぶ段階で、考えなければならないこと、やっておかなければならないことなど、「大人になる前に」やった方がいいことを中心に書いています。


これは私が大人になってから漫画家を目指して、いろいろ大変だったからです・・・。同じ失敗をしてほしくないので。ほんっと早いうちですよ。ほんと・・・。


30代は大人です。漫画の描き方などについても、私がここに書いているレベルのことはすべてご存知のはずですし、進路関係ももう関係ないですしね。大人の人生にあれこれ言えるのは、家族や恋人、親友など本当に親しい人だけですね。

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