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2012.02.29

ネームをなるべく客観的に点検する方法

 


ネームというのは、本人は面白いつもり、わかるつもりで描くんですが、残念ながら人から読むといまいち面白さがわからなかったり、そもそも内容自体が意味不明だったり・・・・と、描いた当人と読者とで、大きな溝が生まれるものです。
これは人気作家ですらそういうことがあるくらいですので、新人や志望者が描いたものなんて、そりゃ溝が相当に深いわけです。


なので、人から読んでも面白いのか、わかりづらい部分はないか、客観的な視点で確認しなければならないのです。
でもどうしたって自分は自分。他人ではないので、これができる人とできない人がいるんですよね。
私は圧倒的にできない人です。


 


方法としては、


・できあがったネームは数日置いてから読む


…数日おくと、客観的に見ることができるようになるらしいですが。私は数年おいてもわかりませんでした・・・。


・自分で無意識に読み飛ばしてしまう部分を重点的にチェックする。


…読み飛ばすということは「読みたくない」「つまらない」ということです。なので、その部分を自分で何度も読み返したくなるように、修正します。これは個人的に有効な方法でした。


・人に読んでもらう


…これが一番かも。家族、友人などに読んでもらうといいでしょう。ただ、漠然と感想を求められても読んだ人も困るでしょうから、簡単なチェックシートを用意しておくと、読む人も答えやすいかもしれません。


 


↓以下は漫画スクールなどの採点表を参考に作ってみました。表現が柔らかいのは、友人だと遠慮してキツい表現を選ばなかったりするからです・・・。気遣いは嬉しいけど本音も聞きたい複雑なところです。




 


■絵について
1.絵は/上手・普通・がんばろう
2.絵柄は/好き・普通・好みではない
3.誰がどこで何をしているところなのか/絵でよくわかる・わかりづらい
⇒特にわかりづらいシーンがあれば:  Pの  コマ目
4.コマ割りは/読みやすい・読みにくい
5.印象に残る表情やコマが/あった・なかった
⇒あった場合:  Pの  コマ目
6.絵について何かあれば:


■話、キャラについて
1.どういう話なのか/よくわかった・わからなかった
⇒わからなかった場合、どこがわからなかったか:
2.この話は/おもしろかった・ふつう・いまいち
3.主人公に感情移入が/できた・できなかった
⇒理由:
4.主人公は/好き・好きじゃない
⇒理由:
5.印象に残るシーンやセリフが/あった・なかった
⇒あった場合:  P  コマ目
6.クライマックスは/盛り上がってた・いまいち・どこがクライマックスかわからない
7.読んだ後の印象は/よかった・何も思わなかった・悪かった
⇒悪かった場合の理由:
8.この話の続きや番外編を/読んでみたい・別にいい
9.話について何かあれば:





結果が悪くても不機嫌になったり、みっともなく言い訳したりしないようにしましょうね。
そういうことをしていると誰も協力してくれなくなります。素直に「ありがとう。参考にする」と受け取りましょう。


特に「言い訳」は厳禁です。
仮にも、制作活動のプロを目指す人間ならば、人前に出した作品について言い訳は許されません。
言い訳するくらいなら、そんな作品は人前に出してはいけません。
人前に出す以上、どんな辛い事情があったとしても、自分で全部飲み込み、次へのバネにするしかありません。
言い訳しなくてすむような作品作りを心がけましょう。


 


まあ、やっぱり多少気遣いしてくれる友人は滅多に本当の本音は言ってくれません。
友達関係壊して面倒をひきおこしてまで、本気で漫画の批評をしてあげようという気概のある人はなかなかいませんからね。
でも反応を見れば、面白いものとそうでないものの差は歴然ですよね(笑)。


「あ、うん、いいんじゃないかな。なんか、ホラ、あのシーンとかけっこうよかったし」
「あれ!すっごいよかった!!!おもしろかったよ!!!!超泣いた!感動した!すごい!!これ絶対賞いけるよ!!!!」


これっくらいの違いありますよね(苦笑)。
本当の美人については、「すごい美人!きれい!モテるでしょ!」ですけど、そうでもない場合「あ、うん、普通にいいと思う(普通に、ってなんだ)鼻の形とかけっこうきれいだよね(全体で褒められないから部分で褒めようとしてくれている)。よく見たら肌も白い方し(よく見ないとわからない程度の長所なうえに「白い」じゃなくて「白い方」なんだ・・)。いいって言う人いると思うよ(あなたはいいと思わないわけですね)」みたいな・・・。


このあたりはちゃんと見抜いて、友人が気を遣いまくった褒め言葉をあまり真に受けすぎないようにね・・・・・。


 


あと逆に、漫画オタクや同じ漫画家志望だと、過剰なくらいアレコレ言ってくれることもあります(汗)
それはもう、漫画に関する自論をひたすらぶちまけられたり、その人がリスペクト()するカリスマ漫画と比較されたりパクりだと言われたり、おまえは編集者か評論家かというくらいに、くどくどといろいろ言ってくれる人もいます。


・・・・・・・・まあ、あまり人の意見を聞きすぎても、わけがわからなくなるので、あくまで「こういう感想もある」として、自分がネームを客観的に見るための足がかりくらいに考えるといいでしょう。
必要な情報は自分で取捨選択してください・・・・・・・・。




私は人の意見については、とにかく「わからない」部分がないかどうかを重点的に聞くようにしていました。
「面白いかどうか」というのは、好みや才能、アイデアなどに左右されることも多いですが、そういう部分以前に「話の流れやキャラの言動の意味がよくわからない」というのが志望者段階の漫画ではよくありますので、そこを人様にチェックしてもらうようにしていました。


 

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