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2012.03.23

■身近な作品から描いてみよう


私も小中時代に何気なく漫画を描きだしたころは、なんだかゴールの見えない漠然としたファンタジー大作を延々と、延々と、ひたすら描こうとしていまして、当然できあがりませんでした(苦笑)。
今思えば、大枠のストーリーがまったくできてないのに、ひたすら思いつくエピソードを描いていっていただけだったような…。

ま、最初はそんなもんでもいいと思いますが、「漫画家になる」という明確な目的をもつ以上、そんなことをいつまでもしているわけにいきません。

なにせ持ち込み・投稿しなければ話になりませんし、投稿作は他でも書いたようにページ数が短いですから。そこで話をまとめる力が必要になるのです。

そういう場合に、ファンタジーだとかSFだとか「異世界」設定の話は描くのがかなり難しいです。

無理ではないのですが、まず設定を固めるのが大変ですし、ページ内で設定の説明を過不足なく、ちゃんとエピソードに乗せるのもけっこう技術がいります。また、ストーリーもどうしてもふくらみがちで、なんかやたら壮大な話になったりします。
結果的に設定説明やストーリー展開にページをとられて、肝心のキャラが活かせなかったり、うまくまとまらなかったりしがちです。
というか、単に私がそうなったというだけですが・・・。



ですので、私は「初めて」漫画を描くとき…、特になかなかうまくまとめられない人の場合は、まず一番書きやすくわかりやすい現実の、現在の、日本を舞台にしたものから始めてみるのがいいと思います。

それも、16ページくらいから始めてみるといいでしょう。

16ページというのはストーリー漫画の最小単位です。16ページでちゃんと物語を描ける訓練をすれば、32Pや40Pにも対応できるといいます。
16ページですと、入れられるエピソードは大小合わせても6〜8個くらいです。
かなりきっちり設定もエピソードも絞らないと、何も描けませんし、起承転結をきちんと考えないと、承あたりでページが終わってしまいます。

なお、有名な萩尾望都先生の「半神」という短編は、萩尾先生が「16Pじゃ何もかけません」という少女漫画家志望者のための習作として描いたという逸話があるらしいですが、個人的にあれは志望者への習作にはとてもならないかと・・・。
まあ、16Pでもあれだけ衝撃的な作品が描けるという意味では参考になるのかしら・・・。でも初心者が最初からあんなところを目指すのはかなり難しいと思います。

16ページでも難しい、と思う人は、四コマ漫画から考えてみましょう。
四コマ漫画は、まさに「起承転結」の基礎だけで構成されています。
漫画の一番基礎ですので、四コマ漫画から始めるというのはいいと思います。



初心者はとりあえず、「漫画」という形にする訓練をした方がいいと思いますので、気軽に始められる内容、ページ数から練習してゆくといいと思います。

そうやって、何作か描いて、持込もやって、漫画を描くことに多少慣れ、編集者の批評をもらって自分のレベルもわかってきたら、いろいろなジャンルや描きたいものにもどんどん着手してゆくといいと思います。

最初から40Pのファンタジー大作とか狙うと、そもそも第一歩がいつまでも踏み出せないという罠にはまっちゃいますから…。
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