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2012.04.15

漫画家の収入


漫画家という仕事はだいたいフリーランス(自営業)です。
会社員のように誰かに雇われて、決まったお給料をもらう仕事ではありません。

自分で仕事を探し、仕事があるときは収入があるけど、仕事がないときは収入がないという、とても不安定な職業です。
※デビューすれば自動的に出版社から仕事がくるわけではありません。
出版社から仕事がくるようになるのは「人気作家になってから」です。
人気作家になるまでは、厳しい競争の中で、仕事を「勝ち取る」のです。
仕事を勝ち取れなければデビューしていても無収入です。

漫画家の収入は、主に原稿料と印税です。
漫画家は「原稿が掲載された時」だけ、原稿料がもらえ、「単行本が出た時」だけ、印税がもらえます。
が、たいてい他に収入はありません。(専属契約などがある出版社だと契約料などが発生するかもしれません。あとアニメ化やグッズなどメディア展開したときにも著作権に関する使用料等が入ると思います)

原稿料…雑誌に原稿が掲載されたとき、その原稿分として支払われます。
たいてい1Pあたりいくらという計算です。
原稿料は出版社や漫画家の実績によって、大きく変わります。
デビュー後の新人なら、1ページあたり安いところで3000円〜高くて8000円くらいですかね。

印税…単行本が出ると、単行本の価格の数%が印税として作者の収入になります。
これも出版社によって異なりますが、だいたい7〜10%くらいです。
発行部数×単行本価格×X%が収入となります。新人の単行本だと1万部刷ってもらえたら良い方です。

まあ「連載作家にならないと生活できない」と思っておいていいと思います。
「デビューしたらもうそれで漫画で生活できる」と思っていたら大間違いですのでご注意ください。
デビューしても漫画で食べていけるようになるのは数十人に1人くらいです。


蛇足ですが。
「とりあえず普通の会社員くらいには稼げるから大丈夫だよ」と言う漫画家さんがいるんですが・・・、自営業で会社員と同じくらいではダメです。
自営業は会社員の三倍稼がないといけないといいます。

会社員なら健康保険や年金について会社がある程度負担してくれますし、退職金などもあるところが多いですが、自営業はそうではありません。
健康保険は自分で加入して自分で全額負担(けっこうな額になります)になりますし、年金は国民年金になります。(サラリーマンの厚生年金に比べると老後もらえる額は少ないです・・・)
退職金もないので、老後資金は自分であらかじめ貯金しておかなければなりません。
そういう「見えない負担」も多いのです。

が、漫画家の場合、もっと重要なのはサラリーマンと同じように40年も稼ぎ続けることなんか、ほとんどできないということです。

40年前から今まで、同じように稼ぎ続けている・続けられるだろう漫画家がどれくらいいるか、考えてみればわかると思います。
そのうえで、上記のように会社員のような優遇がないのです。

会社員だって、定年まで順調に勤めて、退職金や年金をきっちりもらえる人は多くない時代になるでしょうから、そんなに差はなくなるのかもしれませんが、「サラリーマンの友達と手取り給料は一緒くらいだから大丈夫」ってことはないのです。
会社員の3倍5倍稼ぐつもりで頑張ってください。
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